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アイシングの効果その1 二次的低酸素障害の抑制
とうとうやって参りましたアイシングについてですね

東工大柔道部の部員や、患者さん達に冷やせー冷やせー!!と口酸っぱく言っている管理人

なんで冷やさなくちゃいけないんだとみなさん思っていることでしょう

その都度あーでこーで説明してきていることをついに掲載!

そのうち理論的な部分を今回は紹介していこうと思います

では根本的な部分、アイシングはなぜ有効なのか?

それを理解するためにまず怪我をしたときになにが体に起きているかを理解から始めましょう

怪我、つまり捻挫や打撲、肉離れや骨折にかけて、怪我をしたときに損傷しているのは靭帯であったり筋肉であったり骨であったりするわけですが、それらは小さな細胞が集まってできたものであります

またその細胞たちの周りを囲んでいるのが毛細血管です。ほとんどの細胞はこの毛細血管を介して生きるために必要な酸素、栄養を補給しています

怪我をしたときにはその細胞たちと、その周囲の毛細血管たちがこれでもかというほど破壊されてしまいます(これを一次損傷と呼ぶ)

そうなると細胞の中に入っている細胞液が流出したり、血管が切れるわけですから流血します。←これがいわゆる内出血(あざとかわかりやすい例かな)

この損傷が多きければ大きいほど(重傷度が高いほど)細胞の壊れる数も多くなるし、毛細血管の切れる数が増えるわけですから、内出血の量も増えます。こうなると目に見えてわかるので怪我しちゃったなぁとわかるのだけれど、実は怪我したときは見に見えなくても内出血があると思っておいてください

次にこの内出血があるとどうなるかというと、先ほども述べましたが1つ1つの細胞は毛細血管によって酸素、栄養を補給しているので、細胞に栄養がいかなくなってしまい、瀕死に追い込まれます

さらにはその内出血は損傷していない細胞にまで広がり、細胞や毛細血管を圧迫し、これまた元気だった細胞をも瀕死に追いやります

このような現象を二次的低酸素障害と呼ぶそうです。これが起こると怪我の重傷度が高まり、回復の遅れにつながってしまうわけですね

そう!こいつを最小限に抑える方法としてアイシングが有効なのです!

その理由に細胞は温度が低下すると代謝レベルが下がり、不活性化するという性質があるからです。これはそれだけ酸素、栄養を必要としなくなるという意味で、アイシングをすることにより細胞が省エネ活動をし生き長らえることができるわけです

しかしこれは死んじゃった細胞には効果がありません。なるべく早期に、元気な細胞を助けるべく行うのです

長くなったのでその2に続く←クリック

カテゴリ:ease up | 16:53 | comments(0) | - | - |
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